Minolta α707siを購入

新しい中古カメラを購入しました!(って、なんかおかしいかw)

Minolta α707siです。


発売日 1993年10月
発売時価格 95,000円
カメラグランプリ受賞
(→マニュアルダウンロード


α使い始めてからずっと欲しかったカメラ
中級機だけど、ほしい機能が全部載ってた。
やたら多機能だけど撮影法勉強してたので特に基本となる2つダイアルと、絞りプレビューが羨ましかったなー。
機能もそうだけど一番惹かれたのはデザイン。かっちょいい〜


カメラファンの聖地中野フジヤカメラ


中野を通過するあずさ。ぺろぺろ


ホントはα7が1万円前後で在庫あるのネットで見ていったのですが、残念ながら売り切れ。
でもα707siがいたので、お迎えしてきたのでした〜


購入


お値段は驚きの…


この日買ったのはこんなところ

フィルターとフィルムのほうが高いw


各方位から

27年かわらぬαマウント。
デコは控えめw
グリップの金属バーは、自動的にAF動作するためのセンサー

このころはモード切り替えダイヤルじゃなくて、MODEボタン押しながらダイアルを回してP/A/S/Mモードを切り替えていた。ロック付きの仰々しいレバーはなんだっけ?
側面のレバーとパノラマモードをONに出来る。シャッター幕の後ろ(フィルムとの間)に物理的にパノラマ用の幕が降りてくる。

ファインダーの下のセンサーがアイスタートセンサー。構えるだけでAFが自動的に作動する。他にもPボタンでオートモードに復帰するなど初心者向けの機能も搭載されてる。
アイピースカップは他機種のものみたいで裏蓋に干渉する。あとこのころは視度調整ダイアルはない。
デートバック標準装備でフィルムに日付を写し込める。
フィルムの途中巻き戻しボタンは破損してなくなってた。

我が家では前後にダイアルのあるカメラ少ない・・・(他にはE-10くらい)


オーポン


謎のスロットが…

はい、これがαの誇るインテリジェントカードシステムです。

プログラムカードを挿し込むとカメラに機能を追加することができるのです。


SDカードとの比較写真


これはデータカードと言って、フィルムの各コマごとの撮影条件(絞りやシャッタースピードなど)を記録しておいて、あとから軍艦部の液晶で確認できるという画期的に便利なカードです。
もっともこの機能はα7には本体に最初からついてますけど…
他にもカードを入れ替えることで様々な機能を追加できるのですが、まあ、最初からカメラ本体に載せとけというようなのばっかりという気もしないでもないです。それでも、数世代にわたってデータカードのプログラムに互換性があり、旧機種にも新機種の機能が追加できるのは当時としてはすごいことだと思います。(88年のα7700i〜99年のα-9Tiまで。このデータカードはα7700i用に買ったものです)



AF50mm/F1.7つけてみた

やっぱフルサイズのファインダーは広くていいですね。
注意書きとして「ファインダー曇り」とありましたが特に問題はなさそうです。
707siは液晶のオーバーレイのために若干透明度が下がっているという話ですが、十分見やすいですね。
このころのカメラってパノラマ機能がよくついてるのですが、これはただ単にフィルムの上下を幕で隠して横長の写真を撮れるという機能です(写真屋さんでプリントするときに横長の用紙にプリントしてもらう)。
707siではパノラマモードに切り替えると、ファインダー内でも見きれる部分が網線表示になりました。いらんことに凝ってるなw ついでだから3分割線とかも表示してくれればいいのに。
AFのスポットも選択するとファインダー上に表示されます。


フィルムを入れずにシャッター切って遊んでましたが、AFも速いしシャッターのレスポンスも良くて気持ちがよいです。
プラボディぽい響きはありますがシャッター音もイイ!
連写も結構速いかな。フィルム使ってる時は現像代が恐ろしくて連写なんてできませんが。ブラケットも・・・


TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF] A16を装着

APS-C専用のレンズなので、端がきれちゃいますがAFは正常に動作しました。


7で始まる銀塩αを全部揃えたい(集めるだけじゃなくてちゃんと撮影にも使おう)

(あまりにも放置されすぎてた7700iが・・・動画


^^;
新しいカメラも手に入れた事だしちょっと気合をいれて撮影に出かけないといけないですね〜