宇宙からの10テラバイト


月探査機「かぐや」、役目を終えて月面に落下 (朝日新聞)


 というわけで、昨日深夜というか今日の早朝かぐやは月に還っていったわけですが、この記事によると観測データは10テラバイトもあるそうです。地球10個ぶんです(嘘
 月からそんなにデータ送ってきてたんですね。
 今回はハイビジョン撮影もしているしそれくらいはいくかー。月に関する情報が増えたのではないでしょうか。かぐや偉い。
 個人で10テラくらいHDDもってる人の顔が何人も思い浮かぶけど、まあそれはそれで・・・w
 (データ処理施設の容量は830TBとのことなので、さすがに個人では無理だな・・・いや高級車を買うくらいの予算があれば容量だけなら揃うか・・・)
 ちなみに通信速度は10Mbpsだそうです。
 なんだよ地球にある我が家よりも速いな!(ぉ
 

 10テラバイトは、10995116277760バイト。
 10Mbpsの通信速度だと、1秒あたり1310720バイト通信できる(理論値)。
 最高の条件でも、8388608秒かかるなー
 8388608秒 = 約2330時間 = 約97日。
 

 実際にはデータ本体だけ送れるわけじゃないしエラーのロスはあるし、月の裏側にいるときは通信できないしで、1年間のミッション中通信できるときは、通信しっぱなしなんですね。
 激突の瞬間までデータ送信してたんでしょうか。なにか感じ入るものがありますね。






 それにしても、朝日新聞がデータ容量を「新聞紙面換算でx年分」と例えないのが21世紀的だと思ったw


# 21世紀的には、DVD映画 x枚分とか言うのか。ホログラムメモリ、バケツ1杯分とかのほうがいいな。