iPaperPlaneがスクリプト部門賞を受賞しました!

 今日の第二回ColdFireアプリケーション・コンテストで、僕の作品「iPaperPlane」がスクリプト部門賞を受賞しました!



副賞としてSONYのデジカメ、東芝のマルチメディアプレイヤー(GIGABEAT)を頂きました。
ありがとうございます。


 あいかわらずの省エネ作品ですが、コンセプトをご理解頂き受賞となったようでとても嬉しいです。
 作品自体の動きもなかなか面白いものになったんじゃないかなー(受賞したので自画自賛中)


 で、「iPaperPlane」とはなにか・・・





・・・紙飛行機?



紙飛行機に搭載したColdFireボードの3軸加速度センサーにより、紙飛行機の傾きを検知
それによって、PC上の飛行機を操縦するというものです。
飛行機の窓からの光景は、Google Earth APIを使用して表示しています。


【動画】
D


● 本作品の目的

JavaScriptの知識のみでセンサー活用プログラミングの楽しさを味わえることを実証。
 JavaScriptからColdFire基板にあらかじめ登録されている加速度センサーCGI (accel.htm)をアクセスし加速度センサーの値を得ています。(この部分のコードは20行程度)
 このため、ColdFire上のプログラミングは一切不要です。
 JavaScriptだけの知識でColdFire基板の機能を活用するよいサンプルになり、幅広い層がColdFire基板を活用できるようになればと思います。

 というわけで、組み込みやマイコンとは対極にあるかと思われるJavaScriptのみを使用(マイコンボード上のプログラミングは一切不要)して、3軸加速度センサーの値を利用することが出来るということを実証しています。
 JavaScriptプログラマでもマイコンを活用することが出来ることとなり、マイコン利用者のすそ野が広がることが期待できます。
 また、JavaScriptは元々クラウドコンピューティングとの親和性の高いため様々なサービスとマイコンをつなぎ合わせる役割も果たします。たとえば、今回は画面表示に、Google Earth APIを利用しています。


みたいな



● コンテストレポート

とはいっても、ずっと説明していたので他の作品はあまり見れていないのですが・・・




午前中開場入り@ヒロセビル&セッティング



セッティングが終わってお昼〜
最終審査にとおった作品は12作品。今日こられたのは10人でした。
緊張するー



高橋社長の基調講演

友部技術本部長による各作品の説明


皆さんの作品の一部









最後のは竹丸さんのケータイで遠隔操作できるカメラ(参考出展)



プレゼンは作品の展示台前で5分間のデモを行います(2回)。
やっぱ緊張するなりー


今回は、特別審査員として筑波大学の山海教授がいらっしゃいました。
iPaperPlaneにもいろいろ感想いただけました!
審査会の後は山海教授のお話が聴ける時間が設けられてて、これは貴重な体験でした。



今回の最優秀賞は某氏の「ニュースと天気(とねずみくん)FULL ASSEMBLER FORCE」

おめでとう!


本人これないのは残念でしたが、竹丸さんが代理でばっちりデモしてました。社長相手に控えおろうってやってるのがシュール(すごくイイ笑顔w)



各部門の受賞者は以下のとおりです。


スタンダード部門は「自宅サーバアクセスツール」の山浦さん
アドバンスト部門は「でんすけ」の濱原さん
(FTFでは、COIL SYSTEMでしたねー。次はメガネ作ってください!)
センサ・アプリケーション部門は「LifeStyle Logger」の角さん


そしてブレイクスルー賞は「ColdFireマイコン基板を使った『サーバ電源制御』システム」の今井さん
※ブレイクスルー賞の副賞はポケコンでした!ブレイクスルーすぎる!


おめでとうございます!




審査会の後に、懇親会を用意していただきました。



参加者のみなさんとの楽しいひととき。
いろんなお話ができて大変刺激になりました。



今日はみなさんお疲れ様でした。
また、次回のコンテストでお会いしましょう。