Google謹製ブラウザ「Chrome」はホントに速い!
GoogleがWebブラウザまで作ってるよ!って、話題が出たその日のうちくらいに公開されました。早い!
Google様はブラウザまで制覇するつもりなのでしょうか。
使ってみた人の感想では、「速い」というのが圧倒的だったので、実際にダウンロードして試してみました。
動かしたマシンは、Pentium4 2GHzでなんの因果(たぶんMXSDVK)かWindows Vistaがインストールされてます。
IE7はもとより爆速といわれているFirefox3でさえちょっと複雑なページだとページの表示が完了するまで、結構またされます。ビデオカードがチップセットの貧弱なものなのでその辺が原因なのかもしれません(この程度のスペックでもXPだったら快適に動く増す)。
で、Chromeを試したわけですが・・・速い!むちゃくちゃ速いです。
とても同じマシンとは思えない!というかVistaいれて、とても同じマシンとは思えないくらい遅くなったブラウザの速度が元に戻ったというか(ぉ
XPでも試してみないといけないですが、こちらでも期待できそう。
ページの描画は「WebKit」(Apple主導で開発してるエンジン。SafariやiPhone、Andoroid携帯でも使われている)を使っているのですが、そこにGoogle独自の「Gears」という仕組みが組み込まれているのが速さの秘密でしょうか。
JavaScriptも速くなったそうですが、こらちはまだよくわかりません。
速さだけではなくて使い勝手を追求しているようで、気がついた点としては・・・
【長所】
・デザインがシンプルで、枠などで余計な面積を極力とらないようになってる。画面を有効に活用できる。
・タブが使いやすい。タブ自体をドロップしてウィンドウの外にうつすと新しいウィンドウになる。逆にひとつのウィンドウにまとめることも出来る。
・ブックマークが簡単。アドレスバーの左側にある☆アイコンをクリックするだけ。また、☆アイコンをブックマークバーにドロップするとブックマークバーに登録される。
・タブの初期表示が便利。
新規タブを開くと、よく使うページのサムネイルが並んでいる。また、最近開いたページの履歴も表示される。しばらく使い込むと、タブを開くだけで行きたいページへのリンクが出来ている状態になる
・アドレスバーにurlの一部を入れると補完される。また、そのままキーワードをいれて検索も可能(検索エンジンは選択可能)。
・ほかのブラウザからの乗り換えも簡単。「ファイルのインポート機能」で以降元のブラウザを指定すると設定をすべて取り込める。
・シークレットモードを使うと、(ブラウザに)アクセス履歴が残らない
・タブには1つ1つ独立してプロセスが割り当てられているので、万一ページをひらいてクラッシュしても影響はタブ内のみに限られる。また、タブごとのCPU使用率を表示できる。
【短所】
・慣れの問題だと思いますが、アドレスバーをクリックしたら最近アクセスしたページをドロップダウンリストに表示してほしい。(新規タブを開けば同様の内容はサムネイルで表示されるからいいんだけど)
・JavaAppletが動かなかった。(FlashはOK)
・はてなツールバーとかのプラグインがまだない。というかプラグインって作れるの?
まだBeta版ですが、かなり完成度高いです。
あんまり快適なので、もうデフォルトのブラウザに変更してしまいました。
みんなも使ってみるとよいデス。
● 解説
Google Chromeについて
http://tools.google.com/chrome/intl/ja/features.html?hl=ja
● ダウンロード
Google Chrome (BETA) for Windows
http://tools.google.com/chrome/?hl=ja