SS-1と格闘中

FTF デザイン・チャレンジ − ジャパンの締め切りまであと1.5ヶ月くらい。がんばらなくては。


今回は無線を使うので、有限会社サイレントシステム2.4GHz帯無線モジュール SS-1を使います。
とりあえず2個購入。



これがSS-1


フリースケールのSiPチップ「MC13213」(ZigBeeアプリケーション向け2.4GHz RFトランシーバと60K Flash内蔵8ビット・マイクロコントローラ)と1MbyteFlashROM、3軸加速度センサー、温度センサーがのったモジュールです。
小さいけどピンのピッチが2.54mmなので扱いやすくていいですね。


動作検証用にペリフェラルボードキットも買いました。スイッチやLED、シリアルコネクタ、リレーがのってます。




キットの方を買ったので組み立て。



SS-1を装着したとこ。



パソコンにシリアルポートついてなかった(おっと気づかなかった)ので、USB->シリアルのケーブル買ってきました。




こんな感じで接続。


ターミナルソフトで、9600bpsでつないだらプロンプトでました。
コマンドとか実行できます。ちゃんと動作しているようです。
ダウンロードページの「
SS-1ユーザーズマニュアル」参照。
SS-1用サンプルプログラム集のSSIO-1の動作テストプログラムの転送もうまくいって、LEDチカチカさせるサンプルが動きました。


あと、こんなものも買いました。

JPEGカメラモジュールです。
VGA解像度のCMOSカメラの映像をシリアルで取得できます(転送されてくるデータはJEPGで圧縮できる)。
マイコンJPEG圧縮するのは大変なのでこれは便利ですね。(無圧縮でも転送できるモードがあります)



SSIO-1に接続!


JPEGカメラからの映像をPC上で表示するサンプルがあったのですが、これはSSIO-1 + SS-1が2セット必要なようです(JPEGカメラの映像をSS-1で受け取って、これを無線でもう片方のSS-1に転送して、ここからPCにシリアルで転送するようです)。
SS-1は2台買いましたが、SSIO-1はけちって1台しか買いませんでした。今日発注したので、今週中にはつくでしょう。


プログラムはモトローラフォーマットのバイナリをシリアルで転送することでマイコンFlashに書き込めるのですが、転送に時間がかかるしデバッガは使えないしで大変なので、BDMケーブルでつないでみました。


DEMO9のBDMを使ったのですが、あっさり認識してプログラムを転送できました。
(とりあえずLEDをON/OFFするだけのプログラム)


でもBDMでデータ転送するともともとはいってた、モニター(SkyBootモニター。E000H番地からはいってる)は上書きされちゃうのね・・・
書き込む範囲って指定できるんだっけ? プロジェクタファイルのROMの範囲指定をDFFFHまでにすればいいのかな。試してみよう。


肝心の無線機能を使うにはどうすればいいのかだいぶ悩んだけど、ちょっとずつ見えてきた。
「ワイアレスシリアルケーブルのCodeWarrior用のプロジェクトファイルとソース」の modem.c が無線関連ぽい。
チップの中では、マイコンと無線モジュールはSPIで接続されていて、このソースではそれっぽい記述がある。
それにしてもソースにコメント少ないし、機能ごとに完全にわかれてるわけではないしで、単純にもってきて動くわけではなさそうだなあ・・・
メモがてら日記にかきつつ解析を進めていきます。