カーネル読書会行ってきました / ThinkPadX40初出動

今日はカーネル読書会に行ってきました。いつものMIRACLE LINUX@新橋にて。
今回はUbuntuネタということで、 Ubuntu Japanese Teamの吉田氏がプレゼンを行いました。
いろいろ内情の話とかまじえつつ、Ubuntuの新機能や目指す機能について話をされました。実際は会場からのツッコミをうけつつわいわいやってた感じで楽しく参加しておりました(で、なんでLTで話さないんだ?て伊藤さんに怒られた。スミマセン)。
Ubuntuは、Debianから派生したデストリビューションですが、インストール直後からほとんどの機能(Webブラウザとかオフィスソフトとか)が使える状態でインストールされてて、初心者でもはじめやすいというものを目指しているそうです。
その中でいまの最新バージョンから正式に対応した、wibi機能を使うと、Windows上でインストーラ実行すると、そのままWindowsパーティションにHDDイメージファイルつくって、WindowsデュアルブートとしてインストールされたUbuntuから、そのファイルをマウントして使えるようです。パーティションをきりなおしたりしないで、Windowsと共存するかたちでLinuxをインストール出来るのはお手軽でいいですね(MLD Linuxもこんな感じでしたっけ?)。
あと、initにかわるupstartという機構。これは20年以上つかわれてきたinitを置き換えると先進的な仕組みですが、先代が長い歴史をもつだけに大変なチャレンジのようです。機能的にはinit,cron,inetdを統合したイベントベースのプロセス管理システムで、プロセスごとの依存関係も把握くて最適な順番(依存関係がない場合は同時に実行する)でプロセスを起動することで、高速なOS起動などができるそうです(init対応のプログラムを全部upstartに対応させれば・・・)。
質問コーナも面白かったな。それはそうと、debian=マイナーな自虐ネタが頻出したような・・・


後半は懇親会でピザパーティとなりました。
こっちも楽しい時間であります。
今回、マイコンネタを持っていってお披露目しましたがウケたようで、よかった。すかさずUSBSPYDERの宣伝をしてきました。こんなに簡単にマイコンで開発できるのかと驚かれました。しかし、UbuntuDebianの関係以上に、フリースケールとモトローラの関係を理解している人がすくないのはどうかと(ぉ
加速度センサーの話から、今度の5/4にやるフェスタ68で使えそうなネタが出てきたのは大きな収穫でした。どんなものかは当日おたのしみに。



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さて、今回はThinkPadの初出動でありました。
OS(XP)は無事はいりました。
ドライバーとかは、「ThinkVantage プロダクティビティー・センター」というのをインストールすればあとは勝手に必要なドライバーをダウンロードして自動的にインストールしてくれます。らくちんです(NICのドライバーだけは最初に自分でいれないとけませんが)。
出品者の説明で「液晶状態:色ムラ多数あります。」とあったので、画面についてはあんまり期待していませんでしたが、実は右上のほうに白く明るくなっている小さな痕があるだけで他はきれいなものでした。筐体もきれいに清掃されてました。これは満足満足。トラックポイントの動作も良好です。
ただキーボードの一部欠損があって、カーソルキーの右のキーが軸ごとなくなってます。一応露出している基盤のパターンを押せば効きますが・・・これは他の使わないキーを移植しましょう(右キーの上にある、ブラウザ進むボタンが候補)。
あとは、いまのところ不満はないかなー。
スペックもそんなにストレス感じないくらいの性能はあります。まだ、HDDの遅さががまんならないような処理にはぶつかってません。
自作のTyphoon 1800 ベンチを実行してみたところ、37FPSでした。以前会社で使ってたマシンとあんまりかわらん・・・これならDeveloperStudioとか十分うごくなあ。CoreWarriorならさらに余裕だろうから、どこでもマイコンの開発ができますよ。
無線LANもちゃんと動作してます。とりあえず自宅で動かしてみたら野良APに接続した(ぉ
明日あたりラフォネラ買ってきて自宅にスリースポットつくろうっと。
電池は100%充電で70分つかえました。まあ、十分かな。
ちょっとよくわからないのがスタンバイモードが出てこないことで、シャットダウンとリスタートしか出てきません。なんか専用のドライバーいれないといけないのかなあ。
キーボードとかは良好。この日記もThinkPadで書いてます。


明日のSDL-OFFでも活躍してくれそうです。
それではSDL-OFF参加のみなさん、明日お会いしましょう。