クモとの距離は80cm

STATUS: 故障中x2


 先日買って来た距離センサーをUSBSPYDER08に繋いで見ました。


 A/D変換はもうやったので、そこの回路のボリュームの変わりに、距離センサーをつけただけ。
 センサーからの距離に応じて、LEDの明るさが変わります。遠いと暗く、近づくと明るく…


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 今回使っているセンサーは、シャープのPSD方式距離センサ「GP2D12」
 原理は、前回もちょっと書きましたが、わかりやすい説明がをみつけました。→このページ

 
 推奨動作条件は、4.5 〜 +5.5Vですが、USBSPYDER08の電源の3.3Vでもちゃんと動作しましたよ(一応使用限度内)。
 接続は、専用コネクタを買わなかったので、裏面に露出している基板から直接ICクリップで繋ぎました(外れやすい!)。
 左から、Vdd,GND,信号ピン(ADP3)を接続しました。


 GP2D12で、測れる距離は、10cm〜80cmの距離です。
 志向性はけっこうあって、15度くらいでしょうか。
 LEDの明るさだけでは、大体のところしかわからないので、デバッガで入力値(8bit A/Dモード時)をみてみると…
・測定距離以上(80cm以上) 7〜10くらいで変動
・測定最短距離(10cm弱) 183くらい
・測定最短距離未満(5cmくらい) 50


 センサーの前になにもないと、7〜10くらいの値を示し、80cmくらいの距離から近づくにしたがって数値が大きくなります。10cmをすこし切るくらいの距離で、最大183のなりました。
 それより近づくと、今度は逆に減って50くらいまでおちこんでいきます。この辺は注意が必要ですね。
 また、入力値はリニアではなく、距離に反比例するようです。
 あんまり高精度で測定してもしょうがないので、8bitで測定するモードで実用することとして、入力値と距離のテーブルを作ればいいかな。


 距離と電圧の関係をグラフにしいてるページがありました。たしかにこんな感じでした。
 →4.赤外線センサGP2D12(回路システムについて)


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 というわけで、今回は距離センサーつないでみました。
 基本が出来ちゃえばなんでも簡単に繋がるのでいいですね。
 こうやってどんどん感覚が増えていくのって、どろろ百鬼丸が失った体の部分を1つずつ取り戻して行く過程みたいだなーって思ったりして。最後はどこまでいくのでしょう。