Processingの本が出版されました

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 Processingって、JAVAをベースにした言語というか開発環境で、メディアアートやってるひとを中心に使われているようです。ゲームを作るにも便利なので、僕もよくつかってます(→この辺)。
 作ったプログラムを元に簡単にAppletを作れるので、Webで公開するのも楽チンだし。
 で、他のユーザーの日記で知ったのですが、Processingの入門書が出ているみたいですね。


 デザイン/アートのためのプログラミング入門


■内容
Processing(プロセッシング)とは、デザイン・アート作品制作に特化した、オープンソースプログラミング言語/開発環境です。
インタラクティブな作品制作に取り組むWebデザイナーやクリエイター、精美なビジュアルアートを描き出そうとしているアーティストたちに、世界中で広く使われています。
プログラミング言語や開発環境というと、難しいように思われますが、Processingは、もともと教育用に作られているため、初心者でも数分の説明を受けた後には、独自のプログラムを書き、グラフィックをつくることが可能です。
本書では、まず静止画を描くプログラムをレッスンし、その後に動的な作品をWeb上に公開することを丁寧に解説します。
また、作品例や、取り巻く環境、コミュニティー、歴史なども紹介します。


 これで、Processingのユーザーが増えるといいですね。
 ただ、いまはWebブラウザで動かすゲームとなると、Java AppletよりもFlashのほうが圧倒的に多いですねぇ。
 これというのも、Java2以降の仕様でAppletを作ると、Internet Explorerでは別途プラグインのダウンロード&インストールが必要になるからかもしれません。
 いまは、「Java ソフトウェアの無料ダウンロード」サイトで、簡単にインストールできるようになってはいるのですが、Flashに比べると敷居が高そうにみててしまうのかな。
 未インストールの場合、ダイアログが出て「はい」を押したらそのままインストールされるくらいにしてほしいものです。
 一番いいのはWindowsに最初から入っていることですが、そうは行かないんですよねぇ。


※ 現バージョンのProcessingで、Java1.1準拠でコードが出力できれば、まあ、それもそれなのですが。
※ ちなみに、Processingを「Proce55ing」と表記するのは、「Processing」のままだと検索するとき候補が多すぎてみつからなくなっちゃうから。普通名詞をそのまま製品名に使うのはかんがえものだょ