VMware Serverで遊んでみました

STATUS: 故障中x2


(ニュース) VMware GSX Serverのリプレース製品であるVMware Serverが利用可能に


【インストール&うごかしてみた】
 というわけで、VMWare SErver Betaで遊んで見ました。


 サイトからダウンロードしてインストール(ホストはWindows2000)。
 あ、他のVMWareシリーズがインストール済みだと先にすすみません。VMWare4がはいってたので、アンインストールしてからインストール…完了。
 「VMWare Server Console」を起動したら普通のWMWareと同じようなプログラムが起動しました。


【昔作ったイメージ】
 昔作ったイメージを引っ張り出して読み込んでみました。
 VMware3のころに作った、RedHatLinux7.1のイメージ。読み込むとコンバートが必要といわれたので、おとなしくコンバート。
 起動するとちゃんと起動しましたよ〜。RedHat起動中に新しいデバイスとしてサウンドとかが出てきたので、仮装マシンで再現しているハードの使用も変わっているのですね。
 RedHatは無事起動したのですが、パスワード忘れた・・・
 あーあ


Windows2000をインストールしてみた】
 何も出来ないので、Windows2000をインストールしてみました。
 8GのHDDイメージを作りそこにインストール。ただし、実際のファイル容量はVM内で使った分だけに抑える省容量モードを選びました。パフォーマンスおちるよーって警告でましたが、そのせいがわかりませんが結構インストールに時間かかりました。
 20分くらいかかったかなあ(@Pentium1.7G)。ネイティブだと4倍くらいははやかったかも。まあ、インストールはHDDのパフォーマンスに影響を受けやすいのでしかたないですね。


【レスポンス】
 さて、Windowsが起動したところで、実際に動かすと…まあまあのレスポンスでしょうか。VNCよりはましくらい?
 VMWare Toolsをいれるとマウスカーソルの追従はかなりよくなりました。
 が、ウィンドウとかドラッグしたりすると動きがいまいちです。
 単体のVMWare使うよりもレスポンスは悪いように感じます(単体版使ったのはずいぶん前なので、単体版もおなじようなものだったかもしれないけど。比べてみようと思って、VMWarePlayer入れようとしたら、共存できないのねん)。
 まあ、これはある意味あたりまえかも。


VMWare Server Console】
 VMWare Server Consoleは、単体のVMWareそっくりのインターフェースですが、実体はただの表示クライアントで、VMWareの本体は、Windowsのサービスとして動いています(VMWare本体のサービスが4つくらいあって、VMを1つ起動するたびにvmware-vmx.exeプロセスが1つ起動)。
 〜Consoleのほうは、そのサービスから画像情報もらって表示しているだけなんですよね。
 〜Consoleを終了しても、VMWare上でうごいているバーチャルマシンのOSは、サービス上でうごきつづけています。
 当然、複数のVMを同時に実行できますよ。
 あと〜Consoleを複数起動して、同じVMを選択すると同じ画面が表示されてちょっと面白い。


VMware Virtual Machine Console】
 と、ここまではひとつのマシンに、ServerとConsoleをいれて動かしてみたとことです。
 VMware Serverの売りは、VMをサーバーマシン上で動かして、利用者はネットワーク上の別マシンからVMのプログラムを扱えるってことです。
 他のサーバで動いているVMを操作するには「VMware Virtual Machine Console」というプログラムを使います。
 起動すると、LocalかRemoteか、RemoteならHostname,Username,Passwordを入力します。
 Localの場合は、自分のマシンそのものなので、特に入力項目はないです。というか、VMWare Server Consoleのほうもプログラムの実体は同じで単にデフォルトでLocalが選択されて起動しているだけ。LOcal/Remoteで大きな区別はなさそうです。
 RemoteでいれるHostnameはIPアドレスドメイン名かな。LAN内なのでIPドレスで試しました。User/Passは、標準ではWindowsの認証を使えるようです。
 ProcessExplorerで調べたら、Remoteで接続にしようするポートは、902のようでした。
 VMwareは1台のPCにしかいれてないので、VPNでつながってる本社(VPNで実効帯域10〜15Mbps)にいちどパケット送って送り返すようばプログラム設定して、VPNを往復する形でリモートを再現してみました。帯域は5〜7Mbpsくらい相当になるのかな。
 で、気になるレスポンスですが…
 うーむ、結構いまいち。RemoteDesktop並みのレスポンスを期待して今居たが、VNCより悪いかも。
 画面の更新情報の最適化がいまいちなのかもしれませんね。RemoteDesktopみたいなAPIレベルよりも、VMWareのほうがハードに近い部分で更新情報とれるとおもうんだけど返って抽象度が低すぎて効率わるいのかな。


 まあ、でもネットごしにそれなりの実用度で使えてますよ。
 ネット上のパケットは暗号化されているようです。 


VM内からのネットワーク】
 VM内のOSからもネットワークは使えます。
 ホストのOSと同じセグメントにIPアドレス得たり、NATしたりといろいろ方法あるみたい。
 デフォルトでは、NATでの接続になりました。
 VM内のWindows2000からIEが普通に使えています。
 VM内でサーバたてようとするとNATでは、こまるのでホストOSと同じセグメントにIPアドレス取得する必要があります。が、ちょっとここではまってます。VMWare4のときは割と簡単にできたんだけどなあ。もっとも、マニュアルもろくに読まずにやってるので、なにか間違っているんだろーな。ちゃんと調べてみなくっちゃ。


 というわけで、いろいろいじくってます。
 これが無料で利用できるとはまったくありがたいことです。
 あと、サードパーティから、すでにOSやミドルウェアインストール済みのHDDイメージが配布されています。→ここにリストがあります。
 たとえばOracleからは、Linux+Oracle10gのうごくHDDイメージが配布されてますよ。
 お手軽にいろんな環境をためせるのが、VMwareのいいところですね。