UPSが欲しい

停電になってもバッテリーから電力を供給できる無停電電源装置(UPS)は主にパソコンやサーバーに使うものですが、うちでは炊飯器に使いたい!


ブレイカーの容量が足りなくて、炊飯時に電子レンジと電熱器(キッチンのコンロ)を使うと必ずキッチン側のブレイカーが落ちます。
クーラーつけてると下手するとパソコン類も巻き込んで、家全体が停電になってしまいます。30Aじゃ足りないのか・・・
まあ、パソコンやサーバーはこの際あきらめるとして、困るのは炊飯器です。
途中で電源が落ちると炊飯シーケンスがリセットされてしまい、残念な炊き加減になってしまます。何合も炊いてた場合は悲惨・・・
そこで、炊飯器にこそUPSを使いたい。おいしいご飯を守るのだ!


で、炊飯器の消費電力を調べてみたのですが、うちのはIH5合炊きなので1000W越えてるようです。10A許容するUPSは高そうだな。
炊飯器が無駄に大きいという話もあります。3合も炊ければ十分で、そのへんの機種だと消費電力も半分くらい。これならUPSでまかなえそう・・・というか、ブレイカー自体落ちなくなるか。電気代も節約になるし(ああ、手段のための目的がなくなってしまう)。


炊飯器の消費電力については、以下のページが参考になります。

炊飯器の電力使用量 (生活知恵袋)


1回の炊飯で9円、1日保温で10円くらいか。なんだ、たいしたことないな(おーいw


まあ、電気代はともかくまとめて炊いて保温しておくより、炊きたてご飯のほうがいいに決まっているので毎回1合(これでもちょっと多いが)ずつ炊けばいいんだけど、そのたびに時間がかかるのが困りもの。いつでも、すぐご飯が食べられるGOD(Gohan on demand)体制が維持できなくなってしまいます。


ご飯たべたら、すぐ次のぶんのお米と水をいれておいて、あとはボタンを押すだけ!って状態にしておいても40分はかかるし。


そこで!
ネット経由でマイコンを制御して、そこにつながったモーターか何かで炊飯ボタンを押すというソリューションを検討しています。
帰宅前に、ブラウザで自宅サーバーにつないで画面で「炊飯」ボタンを押すと、サーボかなにかで機械的に炊飯器の「炊飯ボタン」が押されるという・・・ボタンの電極を改造したほうが確実だけど、逆に怖いしね。
名づけて「iRiceCooker」ということでドウスカ?


通信プロトコルはもちろん HTRCCP(Hyper Text Rice Cooker Control Protocol)。
来年のマイコンコンテストでは、これを出品して会場でご飯を炊くぞ(ぉ


(ところで、お米って何時間くらいまで浸けおきしていいんでしょう?タイマー炊飯を考えると一晩はOKとして、24時間とか長すぎ?)