Libretto 20復活計画

コミケで写真集CD-ROMを頒布するとき、なんらかのモニターでスライドショウ的に写真を再生できたらいいなと思いました。
それで、ポータブルDVDプレイヤーなどを探していました。
安いものは1万円から買えるのですが、バッテリーの持ちが2時間半程度のものがほとんどでちょっと短すぎます。電池は専用のリチウムイオンバッテリーなので追加で買ったら本体と同じくらいの値段しそう・・・


そこで、家にあるものでなんとか出来ないかなと考えてたら、リブレット20持っていたの思い出しました。
ミニノートの元祖ともいえる機種です。CPUは、CPU:DX4 75MHz相当。6.1インチの液晶(VGA 解像度)が載ってます。(発表当時の記事
骨董品箱をあさると、ドッキングステーションやLANカード(PCカード)、モデムカードとともに出てきました。


動くかなぁ。と不安に思いつつも電源をいれると、ちゃんと起動しました!(RTCとBIOS CMOSのバッテリが切れてて一度BIOS画面へいったけど)
燦然と輝くWindows95ロゴ。懐かし〜




ハードディスクの音がカコンカコン言ってて不安になりますが、もともとこんな感じだっけ?
リブポイントのゴムが半分溶けてて押した方向にぐにゃっとなってしまいます。使えるけどここは交換したい。
でも、基本的にちゃんと動いていていい感じです。メモリは20M(最大容量)しかないのですが結構動きますね。
HDDのファイルのタイムスタンプをみたら最後に使ったのは、2000年の中旬ごろのようでした。
リブレット、世紀を越えて復活!


HDDは当時、東芝がリブレットのために開発した薄型HDDが載ってます(270Mbyte)。
ScanDiskかけてみましたが異常はありませんでした。よかった。FDDもってないから再インストールは出来ないんです。
バッテリーは標準サイズのリチウムイオン電池がついているのですが、まったく充電出来ないので寿命かと思いました。が、実は本体をオフにしないと充電されない仕様だったの忘れてました。
フル充電でWin95を起動し、液晶の明るさを3/4(常時点灯)、CPUを低速の状態でHDDを使用しない簡単なアプリ(小さな数字のbitmap 20個を100msごとに描画)を動作させるつづけたところ、1時間50分のところで警告ブザーが鳴りはじめ、1時間56分のところで強制的にハイバーネーションになって電源がきれました。
もう、古いバッテリーだったので2時間近く持ったのには驚きです。


バッテリーを買い足せばコミケ期間中、スライドショーソフトで写真を切り替え展示できそうです。
液晶の視野角が狭めなのが気になりますが、まあ、なんとかなるでしょう。


予備のバッテリーは、リブレットパーツクラブ様で、中古バッテリーを扱っていたので発注しました(大容量バッテリ20、30、50、50M、60、70、M3用 - 3980円)。明日到着の予定です。
また、2GbyteのCFカードが余っている(αで認識しないがPCでは認識するという嫌な状態)なので、CF→2.5インチIDEアダプタかまして、SSD化しようかと画策中。このアダプタも明日届く。


なんか、久しぶりにいじってみたら結構実用的に使えそうなので、しばらく持ち歩いてみようかな。