「Android Wear 勉強会 #1」に参加してきました。


Android Wear 勉強会 #1
昨晩参加してきました。
参加者数240人+キャンセル待ちありと注目度高いですね。
Wearのコンセプトから、実装、UX、競合との比較まで濃い内容で大変勉強になりました。


当日のツイートがTogetterにまとめられています。
(Togetterまとめ)Android Wear勉強会#1
http://togetter.com/li/647676


国内最速!?Android Wear勉強会 #1 講演資料まとめ
http://unsolublesugar.com/20140328/024543/


その他、情報として
(翻訳)Android Wear開発者プレビュー
http://firespeed.org/diary.php?diary=kenz-1698


【メモ】
基本的にNotificationをそのままWear側で表示するので、既存のアプリがそのままつかえる。
付加情報とか同じような情報をまとめる機能がある。階層的なNotificationの表示も可能(フリックでブラウズできる)。
4.2から搭載されたNotification上のボタンもWear上で選択できる(フリックしてボタンを切り替えてタップで選択)。
GMailで着信したメールをみたあと、返信ボタンをタップすることが出来る(タップした結果はスマートホン側にはインテントで返る)。このへんまではSDKは不要で既存のアプリそのまま使える。


SDKを使うと拡張されたNotificationが使えるようになって、Wearからのセンサー情報や音声応答もうけられる。
音声入力は、文字として認識されたテキストとしてインテントがとんでくる。


Wearデバイス自体もAndroidバイス(API19)のようでSDK付属のWearエミュレーターにapkインストールできたようだ。


システムの解析もすすんでいて、(エミュレーターのWearと)Nexus5との比較もあった。
/System フォルダ以下が1/4にスリム化されているので、それなりに最適化されているよう。
フォントの数は半分くらいになった。ただし日本語にはちゃんと対応していてデモでも普通に日本語が使えていた。
逆に効果音のデータは倍以上あり、音がかなり重視されていることがわかる。


ちょっと残念なのは、10秒でスリープしちゃうことかな。
時計としてどうなのか? Pebbleみたいに低消費電力の液晶じゃないので厳しいんだろうけど。
手がふさがってる時はタップやボタンでスリープ解除ってわけにいかないし。
そこで音声なのかなあ。日本ではまだ時計に向かってしゃべる文化ないから厳しそう。


画面解像度は現行の2機種では
丸:320x320 ※角は丸くトリミングされる
四角:280x280


丸い方は表示領域として使える部分が限られるのでデザインむずかしそうだなあ。
でも時計としてのデザインは丸い方のmoto360がいいし、これを買うつもり。


長いテキストが通知で送られてきても、フリックでスクロールして読むことはできる。
階層化できることを考えると、結構大きめのコンテンツをおくりつけてしまって、Wear側でブラウズしてもらったほうが使い勝手はいいのかもしれない。
(もちろんWearとスマートホン側で連携しあってブラウズすることもできるけど)


まだAPIは完全に整備されてなくて、画面いっぱいの画像(Bitmap)を送る昨日はない。
イコン画像やボタンのイメージとして画像をおくるしかないので、PVにあるようにWearにQRコードを表示するのは現状では出来ない。
そのうち対応するだろうけど。


勉強会中でちょっとおもしろかったのは、講演者の(Ingress)ポータルが攻撃された通知がWearに通知されてたこと。エージェントだったのか!
実際既存のアプリのNotificationが違和感なく表示されるのがよくわかる。


とりあえず実機早くほしいな。
まあ、もうSDKは配布されてるしエミュレーターが動くのでまずこれをためしてみようぜってことだ。


# Pebbleこわ[れ|し]ちゃったのでもう1台買おうかなあ。$150かー。Sonyのも同じような値段でかえるんだよなあ。用途はだいぶ違うから比較は出来ないけど。