FTF japan 2009 FTFハンズオンセミナー
「フリースケールのセンサー製品概要をToolBox(センサーボード)を使った実習演習」
● センサーの概要
フリースケールのセンサーの強み
・加速度
・近接
・圧力
MEMSセンサーを車載、医療、コンシューマー向けに10億個出荷
【加速度センサー】
0〜2G LowG 加速や振ったりするような動き
50G〜 HighG 自動車の衝突センサーなど
LowGでの応用は・・・
落下、傾き、移動(モーション、万歩計)、衝撃、振動
今日使う3軸で示達加速度センサーMMA766FC
・低消費電力
・モーション検地
加速度以外に、タップ、シープなどの専用の検地モードがあるので低消費電力
【圧力センサー】
地表 101.3KPa
血圧 13kPa近辺
センサーの構造は大きく3種類ある。
従来のセンサーは、センサー→増幅→温度保障→ADC→マイコン といった処理がひつようだったが、最新のチップはワンチップで1段階で可能。また、大変小型化された。
【近接センサー】
タッチセンサーなどに仕様
静電容量の変化から指などの接近を検地する。ここでは、ボタン(パッド)として使用する。
原理含めた解説がわかりやすかった。
● ハンズオン
【近接センサー】
近接センサーのタッチパッドを使用してWindowsのピンボールゲームをプレイ
ゲームが成り立つレスポンス
【圧力センサー】
フリス犬の肺活量を計る
チューブをふさいで指でつぶしたり水につけると圧力が変わることを確認できる
【加速度センサー】
センサーボード+USBボード(大きいほう)
左上のちっちゃなチップが加速度センサー
振ってみると画面上のグラフが振れる
ケータイに見立てて傾けると画面上のケータイも傾く
生の3軸加速度以外に、大まかな90度単位の向きやタップ、シェイクの有無も取得できる。
高頻度にアクセスしてタップやシェイクを判定する必要がないので、アクセス頻度を下げられ消費電力を低減できる。
そのほか大変高機能。
ログ記録モードにして、ボードを放り投げた
マイコン上の記録データをUSBでPCに転送→CSVで保存→Excelでグラフ化、
Sensor ToolBoxはPCにつないですぐ動作させることができるので、センサーの動作を把握するために大変便利。
お土産に加速度センサーのキットをいただきました。