お勉強会でOculus RIFTを自慢してきた

fslasht2013-05-03


今日は仲間内で集まっての「お勉強会」があったので、Oculus RIFTを持って行って自慢してきました。
お勉強会は毎度都内のルノアールの貸会議室を借りで10人くらいでやってます。
思い思いにプログラム開発したり作品を見せあったりみたいな会。
こんな感じでやってます(今日の風景)


専用ケースにいれていざ出発

いつもはThinkPadX200を持っていくのですが、この機種はOculusRIFTへの接続に必要なHDMIやDVI出力がない(ウルトラベイのDP+変換アダプタという手もあるけど)ので、MacBookを持って行きました。
ThinkPadも持っていたので大荷物
 

Macで動くOculus RIFT対応アプリ
Oculus RIFTで動くゲームは、以下のページがよくまとまってます。
RiftEnabled™ – Open game database for the Oculus Rift


対応アプリはプラグインをいれれば比較的簡単に対応できるということもありUnity3D製のアプリが多いようです。
Macでも動きすぐ試せるのは次の2つかな。


Jetpack demo v0.1 : oculus
ジェットパックを背負って廃墟となってビルの間を飛び回る。
これはVRの特性にマッチしててとても楽しいく爽快。飛んじゃう!
時間で景色が昼〜夜が移り変わり、ファンタスティック。
ビルにも降り立つことができるんだけど、端まで歩いて行って地表を見下ろすとコワイ。たまひゅんVR


Ryan Makes Stuff ― First Law: Test Builds
宇宙戦闘機のコックピット視点での宇宙ドッグファイトゲーム。
頭を動かすとキャノピー越しに横や上、さらには斜め後ろも観られる。
敵に後ろをとられ頭動かして敵を探すのはVR HMDならではの感覚。
コックピット内も3Dで再現されていて、操縦桿も目の前にみえるけど、操作するのがキーボード(やゲームパッド)ってのは、残念ってくらいの没入感ですね。
スピードメーター観るのにも右下へ視線をうつさないといけないのはも愛嬌。


他には、公式サンプルのOculusWorldDemoもMac動きますね。
まずはこれをみてもらうに限る。


● 体験してもらって


・つけてすぐみんな上下左右に頭をふって、なるほどー。首をかしげると視界もちゃんと傾くのを確認されたり。
・目の前のオブジェクトに思わず手を伸ばす
・スイカ割りしてるみたいな気分 / まわりからもスイカ割りで手探りしてるひとのように見える
・長時間装着していても目が疲れない、SONY HMZより楽という意見
・人によってはすぐ酔ってしまうということでリタイア(MacBookが古い機種でFPS低いというのもあったかもしれない)
・臨場感がありすぎて高いところや絶壁はほんとにコワイ
HMDつけてるとキーボードみえないのでキー操作なれるまで手探り
HMDから伸びるケーブルに現実に引き戻される(ぐるぐるまわると体にまきつくので、ときどき逆回りしないと)
 (キーボードはこんなこともあろうかと、AppleWirelessKeyboardを用意しておいた。ジョイパッドもほしくなるね)
・メガネをつけててもなんとかつかえる。コツはまずメガネをHMDアイピースにセットして、それからずれないようにしてかぶる。とのこと。


いや、やっぱ他の人が体験してるのを脇からみてるのが一番おもしろいな!


OculusWorldDemoを使った拷問も考案された
・勝手にキー操作して視点の高さを一気に50mくらいにしたり、20cmくらいにして地面にめりこませたり、そのまま庭の石に激突させたり、これは拷問だとのこと。ゴメンネ


VR体験はみなさん気に入ってくれたようでよかった。
これは対応アプリの充実が期待できそうですね。


追加予約受付中。5月末までは37,800円なので急げ!
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● 夢は広がる

カメラはついてないのー?って、話は結構あって、やっぱりほしいですよね。
ステレオカメラで撮影してARで観られたらまさに電脳メガネ。


また紐付きなのはやはり気になるのでスタンドアローンで動かしたいと。
ノートPCをリュックに入れて背負うという手もあるけど、
スマートフォンでアプリうごかせたらコンパクトでいいよね。


ついでに、スマートフォンHMDの前面にとりつければ・・・
・カメラ(2台とりつければステレオ)
・タッチパネル操作(宇宙服のヘルメットのガラスを指で叩いて操作するシーンのあるSFがあるとのこと)
・操作者の表情(目)を擬似的に表示する表示装置
なんてことが実現


夢が広がる!


ついでにプアマンズOculusRIFTも考案された。
OculusRIFTは、単に7インチの平らな液晶をアイピースのレンズを通してみてるだけなので、7インチタブレットに同様にレンズとつければ同じような視界が得られるはず。

加速度センサーの他にジャイロセンサー地磁気センサーも載っている機種だったら精度や応答速度はともかく、にたいようなものが作れるかもしれませんね。
厚みの違う予備のアイピースがあと2セットついてきたので、これをつかって工作すればあるいは・・・



● 殺伐としたお勉強会に天使が降臨。

witchさんが茉莉花ちゃんをつれてきてくれました。

おじぎして歩イタ。カワイイ!
2足歩行ロボットなのです。ドルフィードリーム(DDS)の服着られるのがすごい。

今回の設計は最初からDDSの服が着られることを目標に設計されてるんですね。
スカートでかくしていますが足の処理も十分綺麗でした。
話を聞いてて驚いたこだわりは、CPUボードをちゃんと頭部に格納されてること。よく入ったなーとおどろいていたら、当然のこだわりとのこと。まいった。
茉莉花ちゃんに首振り機構ついたら、是非カメラつけてOculusで視界をみてみたいですね。


● 反省会
18時にお勉強会は終了。

いつものように反省会とあいなりました。乾杯!

そういや今回のお勉強会はOculusRIFTを自慢してておわってしまった・・・


次回はOculusRIFT対応のオリジナルゲームを作りたいですね。
OculusWorldDemoを参考にDirectXベースでつくつか、Unity3Dを覚えるか。はてさて。


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