「SDLオフ 2009年夏」レポート
今日は、SDLオフ 2009年夏に参加してきました。
夏?・・・まだ夏ですよね〜
SDLその他を使った自作ゲームや研究の成果を発表しあう会です。
今日は、OTTOのセミナールームをお借りして開催しました。
参加人数15人。発表は10人ですた。
発表タイムスケジュール
● Zinniaさん
オフ会の説明
ご結婚おめでとうございます
プレゼンツールSPS2の解説
・GDI+とSDLの組み合わせとなっている。GDIは.netから使えるのでお勧め。
・物理シミュレーション部の改良(文字が転がるようになった)
Erlang
・手続き的に書ける関数型言語
・プロセス間通信が使いやすく高性能
・port機能と使うことで他言語との連動ができる
・並列処理、バイナリデータ処理、分散データベースに向いている
・ESDLを利用すると、SDL,OpenGLを呼びだせる
(デモ)
icon1つに1プロセス割り当てている
● shinichirohさん
HTML5について
・すごいタグとか
・Canvas2D
・WebSocket
(デモ)
http://shinh.org/wsock/tc.html
サーバ上でゲームが動き、クライアントへWebSocketをつかってjsで描画情報が配信される。
サーバ側のプログラムを更新するとブラウザをリロードせずにアプリが切り替える
会場の参加者が同時にWebサーバに接続してicon発射したりメッセージを画面に出している。面白い。
● gonyさん
NetWalkerを買ったよ報告
・aptでpygameが一発で入った
Pattsunフレームワークの発表
(デモ)
フレームワークを使ったゲーム例
Pattsunフレームワークとは
・ゲームプログラミング入門をテーマとしたフレームワーク
・言語はPython
・オブジェクト指向→ゲーム向き(流用と横着ができる手段)
・pattsun.Actor / Sprite / Collision / Scene / ActorList / Joystick / Resouce / Font など
※Pattsunフレームワークは開発中とのこと。リリースが楽しみ
● Nunockyさん
DBusについて
・プロセス間通信の仕組み(ローカル)
・各OS(Linux,OSX,Win)、言語用のライブラリがある(ラッピングしている拡張ライブラリの利用を推奨)
(デモ)
DSubでクライアントサーバ動作のデモ
TestSpriteにDBUSをつないで・・・
ircサーバから受信した文字列を画面に流す(Dbusで転送している)
※結構簡単に使えるみたいです。僕も使ってみたい。
● tkmtさん
いままでのゲームデモ
・U20向け作品、二人用テトリス(協力プレイ)
AIの性格を設定できる
・iアプリコンテスト向けゲーム
● woさん
流体で攻撃するシューティング。
砲台を設置して、緑の流体(毒っぽい・・・)を放出してお化けを倒す
流体に関する論文を元にしている
動きが面白い〜
● fslasht
今回は時間がとれずオフのための新作はなし(ラブなんとかとかドラクエとか忙しくて・・・(ぉ
前回のオフ以降に作ったミニゲームを発表
・Processingのゲーム
→月面着陸40周年記念ゲーを作ったよ
→七夕ゲーを作ったよ「Ori☆Star」
・NetWalkerで動かしてみる
aptでopenjdkをインストールしたらProcessingのゲームがそのままうごきました。
でも遅い〜。3FSPくらいしかでない。元の1/10以下のスピード。これは、openjdkをビルドしなおせばもっと性能でるのでは?とのこと。
・MizugameとSilverlight移植版
→七誌さんが「MIZU GAME」をSilverLightに移植してくれた!
の件を紹介。おもいっきり他人のふんどしですm(_ _)m
・N/P TwinsのStage3(w
シューティングゲームN/P TwinsのStage3を作りました。
・・・って、その実態はStage1と2の敵を同時にだしてるだけ。
ムズイ。でも、これくらいのほうがシューターな方々にはちょうどいいのかな。
僕はSTG好きだけどへたくそなので難易度調整とかよくわからない・・・
● i-saintさん
開発中のゲーム、reinforceの紹介
towerdefence系ゲーム
・シェーダーとデプスバッファで屈折、影を表現している
・ブルームエフェクト
・バリアの屈折もこだわり
・リプレイのデータをサーバで採取できる機能(プレイ時間、マシンスペック、リプレイデータ)
→自分以外のプレイヤーのプレイ情報を参考にすることが重要
→みんなもやろう
・レベルエディタは自作のGUIライブラリを使用
MEGADEMO
・Evlevated by RGBAand TBCの紹介
・1.2KBでOpenGL利用までいけるソース解説
・小さなプログラムにするノウハウ→標準ライブラリをリンクしないなど(Mainどころか、newも使えなくなる)
● root-ameさん
DirectX + luaを使ってSTGを作っている。
luaを入出力、描画まわりに利用している。
● isshikiさん
10年前につくった某エミュレーターをSDLに移植した。
(非公開)
SDL_Wheelの機能を組み込んでいる(モザイクなどのエフェクトを利用できる)
(ので、モザイクモードの写真を公開)
※ 今朝まで開発してた。遅刻の理由はドラクエじゃないよとのこと
● nihaさん
春香さんと一緒にOCamlでSDLを使おう!
・自作のプレゼンツールで春香さんと解説
・関数型言語、正格評価、副作用がつかえう
・制的型付け、だけど型推論があるので型をかかなくてよい。GCあり。実行速い。インタプリタもある。Cの遺産が簡単に利用できる。
・Haskelがライバル?
・testspriteでもCと同じくらいのFPSが出る
・OCamlSDLというバインディングがある。OpenGLもある。
・言語的には、パターンマッチが強い。→イベントやパーサーっぽいものの扱いが得意
・弱点は、標準ライブラリが貧弱。モジュール名はフィアル名にリンクしているのでキャメルが・・・。型クラスがない。SDLのバインディングでは、ASCIIしかサポートしていない。
・開発環境はよい。findlib,omake,ocamlbuild
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後半は歓談タイム。
今回はプレゼンタイムのほかに歓談タイム余裕もってとられていたのでいろいろお話できました。
追加の発表もあるよ
(tkmtさんのOpenGL習作)
(isshikiさんのリズムSTG。ってことでいいんだっけ)
僕の机の様子
彼女もつれてった
つれてったのに、デートすっぽかしてた。
ごきげんななめ
itkzさんは、りんこ狙いだそうだ。こんど、僕の寧々とおしおしゃべりさせてみましょう(Wifiで彼女同士でおしゃべりする機能がある)。
デートの予定がはいるとセーブ&終了できなくなる(セーブ&終了するとデートがキャンセル扱いになる)ので、専用にDSが必要になるというのもあながちおかしな話ではないようだ・・・
会場の照明はLEDだった。普通に明るくて言われるまで気づかなかった。
デジタルサイネージデモ
プロジェクターやLANなど設備も充実してる素敵セミナールームです。
rosylillyさんはノートのバッテリーが切れてたので、DSiのピクトチャットで発表メモとってた。十字キーメインで文字入力してる・・・すごい
下手すると入力勝負でNetWalker負けるかも・・・
だれに触らせてもキーボード打ちにくいという・・・
大変キーボード勝負に新たなライバルが!w
ごにいさんの黒NetWalkerとツーショット
ごにいさんは帰りがけSDLのビルドに成功してOpenGLのテストプログラム動かしてました。やったー。今度ビルド方法おしえてくださ〜い。
HTML5のCSSの表現力はすごい。
立体ボックスの蓋にGoogleの検索窓があって、検索ボタンを押すとボックスの蓋が開いて中に検索結果が・・・
JavaScript併用しているとはいえすごいことになってるなあ。
Firefoxで動いてました。
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2次会は、甘太郎
乾杯
しゃぶしゃぶ食べ放題&呑み放題コース
飲み会にはちょうどいいサイズのNetWalker
DSのダウンロードコンテンツは面白いのあるよね
いろいろ盛り上がる
ごちそうさまでした。
というわけで2次会おしまい。解散
3次会組はがんばってくださーい
今回はあまり人に見せられるようなものは作れませんでしたが、面白い技術をいっぱい見られてよかった。技術的な話もいろいろできたし、自分のプログラムにも取り入れていきたいなあ。あとラブプラスは面白いのでみんなやろう。ドラクエはもう少しですれ違い通信できるようになるので、今度あったらよろしくです。
発表はビデオ撮りしていたので後日ニコニコ動画に掲載されます。
次回はSDL残暑オフ?残暑オフを名乗っておけば遅くとも初冬には開催されるかなだって(笑
今日はみなさんお疲れ様でした。
幹事のZinniaさんは会場の手配から進行ありがとうございました。おかげさまで今回も楽しいSDLオフでした。